2月4日で立春に入りました
札幌はまた冷え込む日が多くなりましたね
2月3日が節分
節を分けるんですがこの場合、節は節目ということです
東洋医学的には
節分がおおみそか
立春が元日といってもよいでしょう
東洋医学の学問を占いに活かすと四柱推命になるのですが
その変わり目も立春で
この日をさかいに
乙(きのと)、未(ひつじ)、三碧木星の年になります
札幌はまだまだ雪深く、春という感じはしませんが
植物も人間の体も春を迎えようと
変化してくる時期です
例えば、脉が浮いてきたり
冬には静かだった体の中が動き出したり
身体の中にため込んでいた熱が
外に向かったりします
季節に適応するために
春に旬を迎える食べ物を頂いてください!
新たまねぎ、新ごぼう、新キャベツ、など『新』のつく野菜や
菜の花、にら、などです
徳田漢方はり院 徳田和則
二十四節気と東洋医学について
※「冬至」は二十四節季の一つです ※
二十四節気とは地球が太陽の周りを
1周するのを24分割したもので
12ヶ月を陰陽に分けて24分割しています
二十四節気は旧暦だと思われている方が多いですが
太陽の動きをもとにしていますので
現在の太陽暦と同じ周期で動いています
(毎年、立冬は11月7〜8日あたりです)
旧暦は太陰太陽暦といって
月(moon)と地球の動きから計算される暦です
さて、二十四節気ですが
立春や秋分、夏至や冬至などがあります。
約2500年前から中国で使われていた農業の為の暦だと言われています
私が実践しています古医書を元にした鍼灸医学では
自然や人間の様子を
陰陽五行説と二十四節気を中心にして分析しています
孔子や論語の哲学に陰陽学、五行学を合わせて
約2000年前にはすでに東洋医学の原型は完成しています
その完成された東洋医学を古典として
約100年前までの2000年間、東アジアの医師は古典を参考に治療し
人々の健康に役立ってきました
私が師匠から受け継いだ鍼灸は
時間の淘汰に負けずに
受け継がれてきた古医書を
今の病気に運用するものです
さてその古医書医学では人間の脉や体質が
二十四節季ごとに変化するとされています
治療の方針や養生の仕方も
二十四節季ごとに変わります
同じ病気でも二十四節気ごとに使うツボが違います
実際の治療でも毎回ツボが変わる時も
同じツボを使う時も両方あります
大変難しいのですが
楽しい学問だと思っています
posted by tokuda-hari at 10:00
| 北海道 ☔
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季節、24節季
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